咳の出る病気「仮性クループ(犬吠性咳)」とは?
夜中に突然、咳をして起きて苦しがる・声がかすれて出ず、馬が吠えるような、
オットセイのようなへんな咳が出るようなことがあります。こういう症状のときは仮性クループ(急性喉頭炎)の可能性を疑われます。
仮性クループ(犬吠性咳)の原因
かぜを引き起こすウイルスと同じウイルスが原因で仮性クループが起こります。また、ジフテリア菌が引き起こす仮性クループを真性クループと呼んでいます。さらに、他の細菌でも起こることが確認されています。
仮性クループ(犬吠性咳)の治療
治療は、細くなった部分のハレを軽減するような吸入をします。多くの場合は抗生剤を使って治療します。呼吸困難が強い場合は酸素投与、輸液が必要になる場合もあります。
仮性クループは多くの場合、咳が痰の混じった咳に変わっていき、咳が長引いてきます。
まれに、インフルエンザ菌が原因で起こる仮性クループの重症例(急性喉頭蓋炎といいます)が起こると入院治療が必要となることもあります。
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